Autocad等のソフトを駆使し、タンク類・粉体機器・架台・ステージ・配管ユニット等の設計・製図を行っています。
工事関連では現場採寸、機器レイアウト図の作成、プラント・粉体配管図等の作成も行い、プレハブ工法施工により現場短納期施工を実現可能としました。
また、最新の加工技術を取り入れることによりタンクやホッパー等の一連の製作物に対し、最適な材料調達に努めております。
弊社作成の設計図及びお客様からいただいた図面を基に弊社の製造部、そして3DCADを擁するステンレス鋼材メーカー、並びに各種鋼材曲げ加工専門メーカーの担当者と入念な打合せを行い、一つの商品に対してチーム一丸となって取り組んでいます。
また、各工程においてステンレス板を横運びする際に発生し得るひっかき傷対策も万全。お客さまの大切な商品に傷つけないよう、板にSPV貼りを行っております。商品に携わるすべての人の意識を高めることによって“短納期”“低コスト”さらには「製缶美」 を目指し猛進していきます。
長年の多種多様な経験で培ってきた弊社の溶接加工は、要求される寸法精度はもとより、小限の歪みを実現し、他社と比べ高いレベルだと自負しております。
溶接面の仕上げは「溶接美」を追求した結果、丁寧で美しいと取引先様より高い評価を受けております。
当社では「溶接美」の追求はもとより、仕上げ後の手触りや酸洗、完成に至るまでの一つ一つのプロセスも大切にしているのも特長です。
弊社の主要ともいえるステンレス鋼製品におけるTIG溶接に関しては、母材や溶接条件に適した溶接法、シールドガスや電極・ノズルの選定、そしてあらゆる条件に積極的にガスレンズを使用することにより、さらなる美観と健全性を向上。
溶接歪においても拘束治具の使用や逆歪み法、経験に裏付けされた溶接順序等あらゆる工法で精度の高い製品づくりを心掛けています。
特にオーステナイト系の代表であるSUS304等に関しては、性質や美観上、加熱法(バーナーであぶり歪みを取る工法)は極力避け、溶接順序や機械的方法で収まるよう努めています。
最終的な仕上がりを左右する酸洗いにおいては、酸の部分的な筆塗りを廃止し躯体全体に電解液を塗布し、電気的に仕上げる事により、美しい光沢と確実な不動態化処理をもって完成となります。
消防法危険物タンク(政令20号タンク)、第二種圧力容器等各法規にも対応。
要所にて水張試験検査・気密検査を行い、タンク内において漏れ及び耐圧性・気密性を確認します。
また、非破壊検査における浸透探傷試験(カラーチェック)を有資格者にて実施。
高圧ジャケットタンク・高圧配管など必要に応じて行い、検査成績書をご用意いたします。
さらに寸法検査を加え各完成前検査を実施する事により、品質・精度の管理を徹底しています。